d-文庫

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こんにちは。ようこそ、お越しくださいました。

さぁ、半年近く空けて、店名を間違えた・・・わけでなく、センイチも半年も空けると色々変わるもので、いつの間にか・・・新刊ゾーンができてる・・・!!

私の棚は、「Diyのおもちゃ」と「Dぁんす(ダンス)」の二本のテーマでお送りしておりますが、ダンスの方は、5割が新刊・・・なんですよね。つまり、現状ダンスに関してはいざとなれば新刊棚だけで、ある程度までは補完できてしまう。

というわけで、この機会にちょっと、品揃えの方針を転換することにしました。そして、折に触れて棚の名前も変えてみようと思ったのです。

品揃えで変えていくのはまず「ダンス」のほう。
商業誌でのダンステーマの漫画はブームの問題なのか新顔が少なく(作画エネルギーを消耗するダンス自体連載は難しい)なりました。
一方で、商業誌でないところでは、まだまだこのブームが燻っています。同人誌やZINEという舞台で。

そこで、今後は私が各地で集めたダンスがテーマの自費出版本をはじめ、これは老若男女に見せるべしと思った同人誌を主力として展示していく考えです。[* それに伴って書店を意味する「books」より「倉庫」がよかろうと、ついでにかつて日暮里にあったダンスの聖地「D倉庫」にあやかってしまおうと、そういう魂胆なんですね。

「ん?展示?売らないのか?」と思われた方。そうなんです、ちょっとお手間は増やしてしまいますが、せっかく同人誌を扱うならば、作家との出会いや、「買う」行為自体の醍醐味まで味わって欲しいと思い、同人誌に関しては基本的に参考展示とし、同人誌の奥付には大体ついている作家紹介ページから買って頂きたい。

これにより、当棚イチオシの作家陣に直接還元されるんですね。
どの作家も本業を持ちつつ、スキマ時間を捧げ、文字通り手間暇かけて作品作りをしています。
そんな作家がただ知られていないという理由だけで在庫を抱えるなんて、ちょっと悲しすぎないかというわけです。

まして広告がつかない同人誌は、ごくごく限られた場や機会でしか、コンタクトし得ないもの。そこの[* 障壁]が取り払えれば本望なのです。

また、そうした方が、私としても「あっち」の方により力を入れやすくなるのです・・・。

・・・今、皆さんが思っている事は二つ。当てて見せましょう。
1、でっかい[* 障壁]はなんだったんだよ
2、「あっち」って何だよ

お答えしていきましょう。むしろ今回はこっちがメインの主張かもしれません。

いやぁ、ご存じですか。「スタバの方針転換」の報道。
大まかな流れとしては、従来トイレの使用のみの入店もOKとしていたポリシーを、商品購入を入店の必須事項と定めたというのです。世界に「サードプレイス」を広めた当人が、です。
なんともやりきれない。「馬脚をあらわしたな」と見ることもできるし、「稼ぐとはこういうことなのか」とみることもできるでしょう。

もっとも、日本に参入した時点ではスタバは「ハイソ」の代名詞でしたから、現状のユーザーは反感を抱かないとは思うのですが、これで渋谷ではもはや無料で用をたせる場所は町中探しても出てこなくなったといっても過言ではありません。
[* 障壁を取り払う側が障壁そのものになる日]。「障壁」という言葉を使うと、つい頭をよぎります。

いつか、故郷の小さなレストランでマスターにいわれたことをふとはっきりと思い出しました。
「そりゃ、うちは大手より高いし不便だよ、でも大手は商圏に自分以外がいなくなったら価格を釣り上げてそれまでのサービスぶんを回収しなきゃいけなくなる。自分でいうのもあれだけど、だから小さなお店も必要なんです。」

まったくその通りでした。マスター(最近行けてなくてごめんなさい)。
市場経済の性なのか、それとも人そのものの性なのか。大きくなればなるほどに、その振る舞いは専横というか、乱暴になってしまうものなのでしょうか。
いまや日本テーマパークの覇者として誰もが疑わないTDRも、以前はもっとゆったりできたのが、入場料のもとをとるように走り回るゲスト。文明社会というよりサバンナの光景。といったらサバンナに失礼というか、陳腐というか。

座りたい人がいたら座ったっていいし、居眠りしたい人に午睡の場があったっていいじゃないですか。[* だいたい、何でも押したいさかりの子どもにスイッチのひとつも押させられない社会のどこが健やかなのでしょうか。]これが私がセンイチにいる動機であり、そしてサードプレイスに願うことです。

バスや信号のボタンを押すことやピアノをめちゃくちゃに弾くことも憚られ、そうして生来の欲求を満たせず育った結果がパソコンやスマホに逃げた、あるいはそれしかよすがのない現代人の姿だと本気で思っています。いつも言うんですが、子どもが押したいだけ押せるボタンがトゥーンタウンとゲーム機にしかないのは産業革命を経た社会としておかしいことなんですよ。

[* で、タイプライターに今年は注力したい。]
[* えぇ!昔から論理に飛躍がある子だと言われてきました。]

しかし、タイプライターのいいところって、ただ押すだけじゃなく、手紙をしたためたり、一定の用紙以外も力技で使えたり、老いも若きも使って恥ずかしくなく、そして修理で永く使うことができる。インダストリー的でありながら、その用途にせよ
雰囲気にせよサードプレイスにはもってこいの道具なんです。

愛すべきこの道具をあらゆるサードプレイスのお供にする。そのことに使命を見出す年にしていきます。

▼ おすすめ本 ▼

脅威の変形メカ軍団 総図版点数1600点

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祝!!おかえり ムゲンバイン