
Books さらさらと

本、買って!
1) 書店名に込めた想い(concept):川のように、風のように、さらさらと自由に生きる
2) キャッチコピー(tagline):ロックな大人の、ロックな蔵書
3) 棚づくりの考え方(product strategy)
最近読み終えた本をばらばらと棚に並べています。選書の基準は、ハンブルグ時代のJohn LennonやKeith RichardsのオープンGに共振するような本、です。
え、意味が分からない? そうでしょう。本人ですら「どうして選んだのかな?」と読後に思う本も少なくありません。気の向くまま、感じるまま、本屋さんで「これ、面白そうだな」と思った本を買っているのですから。
でも、ここに並べた本は、すべて“当たり”の本です。きっとみんなも気に入ってくれるでしょう。どうぞお気軽にお立ち寄りください。
4) お薦めの本(recommendations)
「ゲリラ」(ローラン・オベルトーヌ著、臼井美子訳)、ON SALE
フランスがわずか3日間で崩壊してゆく過程を描いた近未来小説です。暴力の連鎖と騒乱の中、国家は崩れるように権力と機能を喪失します。
民主主義のあまりの脆弱さに驚かされます。他人事ではありません。でも、狂気の3日間の後に残された “ゲリラ”を名乗る女の子に、生きることのシンプルな可能性を感じます。
「片手の郵便配達人」(グードルン・パウゼヴァング著, 高田ゆみ子訳)、SOLD OUT
第2次世界大戦、戦場で片手を失ったドイツ人のヨハン、除隊し、地元に帰って、郵便配達の仕事を続けます。戦死を伝える黒い手紙がないことを願いながら。
硬質な筆致で描写される美しい自然、日に日に増えてゆく黒い手紙、失われてゆく日常、村に近づく戦線、手や命を捧げることを求め続ける国家、それを信じる者、そうでない者、やがて、敗戦。そして、驚きの結末。呼吸が一瞬止まります。ネタバレ、厳禁です。
5)その他:イベントの予定など(note)
現在、予定はございません
【絶賛販売中】(2023.05.03現在)
書名、著者/編者
1 ゲリラ、 ローレン・オベルトーヌ
2 ビリー・ザ・キッド全仕事、 マイケル・オンダーチェ
3 路地裏の子供たち、 スチュアート・ダイベック
4 99%の反乱、 サラ・バン・ゲルダー
5 本当の戦争の話をしよう、 伊勢崎健治
6 老人が社会と戦争をはじめるとき、 フランク・シルマッハー
7 悲劇の世界遺産、 井出明
8 眠れないほど面白い百人一首、 板野博之
9 べつに怒ってない、 武田砂鉄
10 終わらない週末、 ルマーン・アラム
11 この国のかたちを見つめ直す、 加藤陽子
12 鉄路の果てに、 清水潔
13 ブラック・ホーク自伝、 ブラック・ホーク
14 分類思考の世界、 三中信宏
15 分裂と統合で読む日本中世史、 谷口雄太
16 昭和が終わった日、 佐野眞一
17 ヌメロ・ゼロ、 ウンベルト・エーコ
【これまでに売れた本】(2023.05.03現在)
書名、著者/編者
1 言葉の森から出られない、 中村幸一
2 赤い魚の夫婦、 グアダルーベ・ネッテル
3 レストラン「ドイツ亭」、 アネッテ・ヘス
4 アルマ、 ル・クレジオ
5 ルーリード
6 にっぽんのかわいいタイル、 加藤郁美
7 マルセル・デュシャン、アフタヌーンインタビューズ、 カルヴィン・トムキンス
8 日蓮、 佐藤賢一
9 ジャックポット、 筒井康隆
10 統計思考入門、 水越孝
11 統計思考入門、 水越孝
12 統計思考入門、 水越孝
13 アイデア発想法、 矢野経済研究所未来企画室
14 アイデア発想法、 矢野経済研究所未来企画室
15 世界の果ての少年、 ジェラルディン・マコックラン
16 ローリングストーンズを経営する、 プリンス・ルパート・ローエンスタイン
17 月のケーキ、 ジェーン・エイキン
18 片手の郵便配達人、 グードルン・パウゼヴァング
19 私は本屋が好きでした、 永江朗
20 歌え、葬られぬ者たちよ、歌え、 ジャスミン・ウォード
21 コロナの時代の僕ら、 パオロ・ジョルダーノ
22 ブルース飲むバカ歌うバカ、 吾妻光良
23 アジアにこぼれた涙、 石井光太
24 もうやってらんない、 カイリー・リード
25 アラブの春は終わらない、 タハール・ベン・ジェルーン
26 異常、アノマリー、 エルヴェル・ル・テリエ
27 スノーデンファイル徹底研究、 小笠原みどり
28 終わらない週末、 ルマーン・アラム
29 よそ者たちの愛、 ティレツラ・モーラ
30 ザリガニが鳴くところ、 ティーリア・オーエンズ
31 アウシュヴィッツの図書係、 アントニオ・G・イトゥルベ
32 会津藩は朝敵にあらず、 星亮一
33 すべての月、すべての年、 ルシア・ベルリン
34 とてつもない失敗の世界史、 トム・フィリップス
▼ おすすめ本 ▼

